ロッテ1位・藤原恭大は規格外 中学野球部“1日でクビ”伝説

公開日: 更新日:

 周囲を驚かせた才能にも「(恭大は)小中学校とも特別野球がうまいわけじゃなかったですし、全然一番になれなかった。決してずばぬけていたわけじゃありません。(中学時に所属していた)枚方ボーイズでも、同級生に小園(海斗=広島1位)くんがいて、彼の方が断然目立っていました」とシビア。枚方ボーイズの田中直樹監督はこう言う。

「お父さんは野球経験者ということで、3年間、一緒にグラウンドに入って練習を手伝ってもらいました。父親が厳しいと子供は母親の方へ逃げがちになるんですが、藤原のところはお母さんも厳しくて、お尻を叩いて厳しくやられていました」

 母・道子さん(42)は専業主婦。厳しくも、藤原が高2の秋に右膝を負傷した際、ケガで焦る息子を病院の送り迎えの道中で励ましたという。

 史成さんが続ける。

「練習は毎日させていましたね。(チームでの)練習が終わった後、夜に家の前でバットを振らせたり、走り込みさせたり、バドミントンの羽根を投げて打たせたり。バランス感覚を養えますから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ