初Vの貴景勝 元師匠との本当の仲と大関・横綱とりの勝算

公開日: 更新日:

 それなら綱とりはムリか。

「まずはケガをしないこと。貴景勝は突進以外に武器がないだけに、ケガをすれば勢いが止まってしまいますから。それと突進型に磨きをかけること。いま以上に出足を速くし、いま以上に圧力を強くする。相手に付け入る隙を与えず、一気にもっていくようにすることです。そのためには稽古しかない。稽古をたくさん積むことによって突進力に磨きをかけ、ケガをしない強靱な体をつくり上げる。貴景勝は身長(175センチ)の割に体重(170キロ)がありますからね。病気の心配もありますし、とにかく稽古を積む以外にない。そうすれば綱とりも見えてくるのではないか」(中澤氏)

 あくまで条件付きながら、頂点に立つことも可能というのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし