来季にも貧打解消なるか MLBが極端な「守備シフト」制限へ
早ければ来季にも極端な守備シフトがダイヤモンドから姿を消しそうだ。
MLBが安打数を増やすため、一、二塁間などに野手を配置する守備陣形を制限する新たなルール作りの検討に入ったのだ。5日(日本時間6日)、米スポーツサイト「ジ・アスレチックス」が伝えている。
記事によると、今季は各球団とも積極的にシフトを敷き、昨季と比べて30%増えた。これにより、野手の間を抜ける安打は激減し、大リーグ全体の打率は2割4分8厘で、72年の2割4分4厘に次ぐ低い数字を記録した。
ロブ・マンフレッド・コミッショナーは極端な守備シフトが野球を面白みのないものにしていると考えているそうで、今後は米選手会と協議し、何らかの制限を設ける意向を明かした。