ヤクルト高津監督の後任は池山二軍監督が最有力! ファームで「借金34」なのにナゼ?
ヤクルト・高津臣吾監督(56)の今季限りでの退任が報じられた。
1日現在、チームは43勝66敗6分けで借金23の最下位。開幕から村上、塩見を故障で欠き、その後も長岡、茂木、サンタナと離脱者が相次いだ。同情すべき面はあるものの、2022年のリーグ連覇後は2年連続5位とBクラスに低迷。高津監督の手腕を疑問視する声が大きくなる中、背水の1年契約で今季に臨んでいただけに、この惨敗では退任も当然だろう。
後任の最有力候補とされるのが池山隆寛二軍監督(59)だが、今季のヤクルトは二軍もイースタン・リーグの最下位。借金34と一軍以上の惨状だけに、チーム内でも“ブンブン丸”の昇格を不安視する声はある。
「ヤクルトには古田(敦也氏=60)を筆頭に宮本(慎也氏=54)、ラミちゃん(ラミレス氏=50)などファンからの支持率が高いOBがいる。それでも池山二軍監督が本命とされるのは、11年の小川監督以降、チームは真中、小川、高津と4代続けて二軍監督経験者を昇格させ、一定の成果を収めてきたからです。これは、今年2月に亡くなった衣笠球団会長が敷いた監督人事の基本路線で、現体制もその方針を踏襲することになりそうなのです」(球団OB)