時短目的の新ルールでは日本のゴルフ離れは止められない

公開日: 更新日:

 さらに吉川氏は続ける。

「バンカーでのアンプレアブルの処置で、バンカー下手は2罰打でバンカーの外に出して打てるようになった。長年プレーしてもバンカーショットで苦労している人は多いが、練習を重ねてうまくなった時の喜びは大きい。ルールやマナーを守ることと同時に、技術を高めることもゴルフの本質。バンカーが苦手な人には時短にはなるものの、このルールはいかがなものか」

 世界のゴルフ人口は確かに急激に減っている。日本に限ればその主因は高額なプレー料金にある。土日なら1万5000円から3万円以上もする。しかも、ゴルフ場は都心から遠く、高いランチを腹いっぱい食べさせられて、昼食休憩が1時間以上もある。早朝に家を出ても帰宅は夕方と、ゴルフは一日を潰してしまう。

「おそらく平均40ドルぐらいでプレーできる米国のようにはいかないにしても、料金を安くして9ホールプレーを可能にするなど多様化を進めるべきです」とは、前出の吉川氏だ。

 プレー人口減少に歯止めをかけるには時短目的のルール改定ではなく、取り組むべき諸問題が日本にはある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”