元スピードスケート五輪銅 山中宏美さんは銭湯でヨガ講師

公開日: 更新日:

 昨年の冬季・平昌五輪では女子スピードスケート選手の活躍が印象的だったが、長距離種目で初めてメダリストが誕生したのは25年前のリレハンメル大会5000メートル。銅メダルの山中宏美さん(旧姓山本・48歳)だ。さて、今どうしているのか?

  ◇  ◇  ◇

「ゆったりとリラックスしてください。指先、目の奥も、体の中心から隅々まで力を抜いて……」

 JR亀有駅南口から徒歩20分弱の銭湯「富士の湯」。インストラクターは山中さんご本人。毎月第2日曜13時から行われる無料の「銭湯ヨガ」(葛飾区浴場組合連合会主催)の真っ最中だ。取材当日は女性7人、男性3人の10人が参加。もちろん、記者も裸足になって加わった。

 最初は基本の「安楽座のポーズ」。そして体の側面を伸ばしストレッチ、血行を促進する両足指のマッサージ、肩こりに効果がある「猫のポーズ」と続いた。

 ポーズを変えるたびに、「呼吸は鼻から。ゆっくり息を吸って、吐いて~」と、山中さんの声が脱衣場に響く。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発