巨人大補強をどう見る? ライバル球団007掛け値なしの評価

公開日: 更新日:

■「巨人はクック次第」

 が、不安要素も山積みだ。「ビヤヌエバは守備こそ無難にこなしているけど打撃ですね。直球にも変化球にも対応できなくなっている。最近になってコーチ陣が急に打撃指導を始めた。首脳陣の焦りが見えます」と言う。そして、最大の問題はこの男だそうだ。

「クローザー最有力候補のクックです。最終日にブルペンで投げていたけど、しっくりきていないのか、宮本(投手総合)コーチと長いこと話し合っていた。モヤモヤしている感じ。実戦デビュー前ながら、すでに外国人1枠が決まったようにみられている。もしオープン戦でダメなら、イチから抑えをつくらざるを得ない。先発のヤングマンをリリーフに回したり、チーム全体が大混乱に陥ります。巨人はクック次第。球に力はあるが、右打者だと苦手意識があるのか、ひっかけてストライクが入らない傾向があります」

 ドラフト1位ルーキー高橋(八戸学院大)については「スクリューボールとスライダーといった変化球はまずまずだけど、直球に力がありません。先発全体の7、8番目。連戦のところで一軍デビューはするとしても、ローテで回るところまでいくかどうか」とし、二軍落ちが決まった岩隈については「開幕なんて最初から目指していないでしょう。原監督もアテにしていないと思いますよ。まだ5割の状態にも達していない。5月からって報道もあったけど、あの感じじゃ、夏から投げられればいいと思っているのではないか」と指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後