著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ザルツブルクMF南野拓実 欧州5大リーグ移籍への課題

公開日: 更新日:

 3月の代表2連戦が終わり、同31日のオーストリア・ウィーン戦で南野拓実(24)は、移動疲れも見せずに先発して40メートル独走の決勝弾を決めた。

 これで同10日のグラーツ戦から公式戦4試合連続スタメン。チーム内の序列は、1月のアジア杯(UAE)直後よりも確実に上がった様子である。

「代表に行って(留守にして)いる分、クラブでは自覚を持ってやらないと。責任感は強く持っています」と意気込む南野が見据えるのは今夏の移籍だ。飛躍を迎えることができるか? 

 ◇  ◇  ◇

 20歳になる直前の2015年1月にセレッソ大阪からザルツブルクに移籍。はや4年3カ月が経った。同クラブからセネガル代表FWマネ(リバプール)が、欧州を代表する強豪クラブにステップアップしたことから「数年後には自分も」とシナリオを描いていただろう。

 2季目と3季目には公式戦2ケタ得点をマークし、同じレッドブルがメインスポンサーを務めるドイツ1部ライプチヒへの移籍話も囁かれた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」