人気低迷の全米女子OP 優勝賞金100万ドルにアップの不思議

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 比嘉真美子が3日目まで優勝争いを演じた今年の全米女子オープンは、比嘉と同組のイ・ジョンウン6の優勝で幕を閉じた。

 主催の全米ゴルフ協会(USGA)は大会の開幕直前、今年の「全米オープン」と「全米女子オープン」の賞金総額をそれぞれ50万ドルずつ増額することを発表した。これにより「全米女子オープン」は550万ドル(約6億円)になり、優勝賞金は、女子プロ大会としては史上初の100万ドル(約1億800万円)の大台に乗った。メジャー以外の冠大会の賞金総額は200万ドルでも高い方だ。優勝したジョンウン6は、通常大会の3試合分に相当する札束の山を手にしたわけだ。

韓国勢の壁

 全米女子オープンは、間違いなく女子ゴルフでは世界最大の大会である。賞金額もそれに比例しているとも言えるのだが、人気の方はどうか?

 昨年の米国内での(地上波)視聴率は0・6ポイント(約79万世帯)。一昨年の0・9ポイント(約118万世帯)より減少している。ちなみに2010年以降、1ポイントを超えたのは14年(1・4ポイント=約184万世帯)だけ。注目度は低い。

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