“ぬるま湯”女子ゴルフと正反対 やり投げV北口榛花の心意気

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 陸上界には「黄金世代」なんて呼び名はないが、先日の陸上日本選手権女子やり投げVの北口榛花も1998年3月生まれの21歳だ。

 2015年の世界ユースで金メダル(60メートル35)を獲得。17年の日本学生対校選手権は大会新記録(60メートル49)で優勝。今年は5月の木南道孝記念大会は64メートル36を投げ日本記録を更新。世界陸上(9月開幕・ドーハ)の参加標準記録(61メートル50)もクリアした。この記録はリオ五輪では6位に相当。今季も世界6位に入る。

「北口は62センチ足りずにリオ五輪の切符を逃し、その後は故障などで伸び悩んだ。今年2月からやり投げの本場であるチェコに1カ月の短期留学でフォームを改善。日本記録につなげた。世界陸上までの期間もチェコで指導を受ける。北口は、自分の活躍が女子のやり投げを普及させ、若い選手も海外で指導が受けられるきっかけになればという思いがある。そのためにも世界大会でメダルを取るつもりなのです」(スポーツ紙記者)

 同じ21歳でも、国内の女子プロ「黄金世代」とはエライ違いだが、スポーツファンの吉川潮氏(作家)がこう言う。

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