原監督高笑い 巨人に9.5差独走折り返し許す虎鯉の体たらく

公開日: 更新日:

「絶体絶命の無死三塁から開き直って2死まで持ってきた。それが、3番のロペスを申告敬遠したことで中村恭が考える時間ができてしまった。なぜ無心のままロペスと勝負させなかったのか。わざわざ筒香勝負では、大事にいかざるを得ない。必然のサヨナラ負けでした」(同OB)

 この時はまだ首位巨人と2.5ゲーム差だった。「この結果に対しては、いい采配ができなかったということ」と緒方監督は采配ミスを認めていたが、このあたりから歯車が狂い出したのは間違いない。

 これで1999年以来となる20年ぶりの11連敗。一方の巨人は今季も広島に4勝6敗1分けと唯一負け越している。巨人が直接叩いたわけではないのに宿敵が勝手に沈んでいく。就任3度目の原監督は開幕前から「僕の中で(リーグV3中の)広島が強いイメージはないんだよね」と繰り返してきた。まさにその通りの展開に、笑いが止まらなくて当然である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋