G菅野完封で8勝目 原監督から入る“20勝ノルマ”の鬼のムチ

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 巨人菅野智之(29)が2日の中日戦で今季初完封勝利。無四球でリーグトップタイの8勝目(4敗)を挙げた。

 二回までに3点の援護をもらった菅野は、続く三回に1死二、三塁のピンチを招いたものの、ここを無失点で切り抜けると、以降は危なげなかった。

 前回登板の6月23日のソフトバンク戦では、自身プロ最短となる1回3分の0でKOされたが、「苦しい期間。自分と向き合って過ごした」と中8日でリベンジに成功した。

 4点台だった防御率はこの試合で3.87としたが、被本塁打15本はいまだリーグワースト。腰痛を抱えながらの登板が続くが、ここまで勝ち星がついているのが救いだった。

 ここ数年は貧打に見殺しにされるシーズンが続いた。原監督の第2次政権最終年となった2015年は、防御率1.91で10勝11敗。翌16年は同2.01でタイトルを取りながら、9勝6敗と2ケタ勝利に届かなかった。それが、今季は打線の援護に恵まれている。

 菅野は今季の目標に「20勝」を掲げている。今春のキャンプ時、日刊ゲンダイのインタビューにこう答えている。

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