著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

“海外ツアー慣れしていない”シティが露呈した残念な一面

公開日: 更新日:

 しかし、耳を疑うような事件が起きた。 

 当初は試合終了1時間後に集合。チーム控室近くまで移動して選手と交流できるという案内だった。恐らく身支度をして移動用のバスに乗り込む前にファンサービスをしてくれるのだろう。そう解釈し、夢のようなチャンスを逃してはなるまいと30分も前に集合場所に向かった。ところが既に選手はファン対応を済ませ、引き上げてしまったと言われたらしい。

 息子はアイドルに会えない悲しさから泣き出す始末。対応していたシティスタッフは「終わり」の一点張りで意に介さないと。事の重大さを察して現場に駆け付け、貧弱な英語で「何とかならないものか」と掛け合うがスター達には会えずじまい。

■プレミア覇者だって完璧な組織ではない

 筆者の見解はこうだ。公式会見のペップのコメントからも、スター選手たちの疲労は感じ取っていた。試合終了後に空港に向かい、帰国の途に就くとも聞いていたが、選手の疲労困憊な状況を察したチームスタッフが、企画されていた予定を<選手のために変更した>ことで起きた問題だった、と。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪