著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

バルサ戦よりシティ戦を選んだのは名将ペップがいたから

公開日: 更新日:

マンチェスター・シティ来日 特別寄稿(上)

 とんでもないチームが来日したもんだ。世界最高峰リーグと呼び声高きイングランド・プレミアリーグを連覇中の強豪である。しかも……2017-2018年シーズンに勝ち点100を積み上げてリーグ新記録を打ち立てたと思えば、昨季2018-2019年シーズンは、前人未到の国内タイトル(プレミアリーグ/FAカップ/カラバオカップ/コミュニティー・シールド)総なめの偉業を達成した。そんな<メガクラブ>マンチェスター・シティ(以下シティ)が初来日をしたとなれば、心中穏やかにいられるはずがない。それがフットボールファンの性である。

 実は試合同日に神戸では、ヴィッセル神戸ーFCバルセロナ戦という話題満載な“裏”カードが行われることは周知の事実。しかし、筆者は<横浜>での現場取材を選んだ。理由はひとつ。バルサは来年もやって来るという<画を描けた>が、シティの次の来日はいつになるか、分からないが気がしたからである。

 それにしても、サッカークラブ資産価値ランキングの3位と5位を生意気にも天秤に掛けている。それが日本で起きている贅沢極まりないこの状況に、多額のスポンサーフィーを支払う日系企業の企業努力に対して感謝の念を抱いたことは記しておきたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到