遅ればせプロ初登板初勝利 中日ドラ2新人・梅津は故障が糧

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「僕は勝手にね、絶対今日は勝つと、初勝利になるというイメージを持っていた。ホントにその通り、よく投げてくれた。変化球を操れるようになったし、ストレートが魅力だね」

 中日の与田監督がベタ褒めしたのは、12日の阪神戦でプロ初登板初勝利をあげたドラフト2位ルーキー・梅津晃大(22=東洋大)。「すごい緊張した」という初回こそ1点を失ったが、二回以降は、187センチから投げ下ろす150キロ前後の直球に、スライダー、カーブ、フォークを織り交ぜ二塁すら踏ませず6回4安打7奪三振1失点。好投の梅津は「(二回以降は)野手の皆さんの守備に助けられ、何とか抑えることができました。これまで力になれなかった分、後半戦は頑張りたいです」と、お立ち台で宣言した。

 それにしても故障の多い投手だ。仙台育英時代は3年の6月に左手首を骨折。東洋大では3年秋に右足内転筋を痛めるなどしてわずか1勝止まり。チームメートの上茶谷(DeNA外れ1位)は、4年時にリーグ戦10勝を挙げ、最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナイン(投手)を受賞。主に救援で通算38試合に登板し、日米大学野球大会でも活躍した甲斐野(ソフトバンク1位)にも大きく水をあけられていた。それでも与田監督が楽天の二軍投手コーチ時代に梅津の投球を見て「あの直球はタイミングが取りづらい。変化球とのフォームの違いもほとんどない」とゾッコン。ドラフト2位で指名すると自主トレで早々に右肩の違和感を訴え大きく出遅れたから、「大学で通算1勝の投手が2位指名というのはリスクが大き過ぎた」というOBもいた。

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