U-18W杯でメジャーが本気で追いかけてるのは台湾の投手陣

公開日: 更新日:

「日本のオクガワ(奥川恭伸=星稜)にはビックリしたよ。ササキ(佐々木朗希=大船渡)は100マイル(161キロ)の速球を投げる高校生として有名だけど、他にもこんなにスゴい高校生がいるとは……」

 米5日早朝、日本の奥川がカナダ戦で18奪三振をマークした直後のことだ。韓国のU18W杯を視察する同僚からこんなメールが届いた。

「ま、アジアのナンバーワン投手はおそらくササキだろうがね」と、ご丁寧にも佐々木がブルペンで投球練習をする動画まで添付してきた。

 韓国にはメジャー30球団のスカウトが足を運んでいる。アジア地区担当以外にも米国、中南米などの担当スカウトもネット裏から熱視線を送っているが、佐々木と奥川は今大会の目玉として評価されているようだ。

■草刈り場にならない

 しかし、日本のトップクラスの高校生は卒業後、母国のプロ野球界に進むため、日本は草刈り場にならない。我々が狙うのは、あくまでも日本球界を経て完成品になった選手たちだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン