U-18W杯でメジャーが本気で追いかけてるのは台湾の投手陣

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「日本のオクガワ(奥川恭伸=星稜)にはビックリしたよ。ササキ(佐々木朗希=大船渡)は100マイル(161キロ)の速球を投げる高校生として有名だけど、他にもこんなにスゴい高校生がいるとは……」

 米5日早朝、日本の奥川がカナダ戦で18奪三振をマークした直後のことだ。韓国のU18W杯を視察する同僚からこんなメールが届いた。

「ま、アジアのナンバーワン投手はおそらくササキだろうがね」と、ご丁寧にも佐々木がブルペンで投球練習をする動画まで添付してきた。

 韓国にはメジャー30球団のスカウトが足を運んでいる。アジア地区担当以外にも米国、中南米などの担当スカウトもネット裏から熱視線を送っているが、佐々木と奥川は今大会の目玉として評価されているようだ。

■草刈り場にならない

 しかし、日本のトップクラスの高校生は卒業後、母国のプロ野球界に進むため、日本は草刈り場にならない。我々が狙うのは、あくまでも日本球界を経て完成品になった選手たちだ。

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