腰痛で3度目抹消…“勤続疲労”G菅野の不安はむしろ精神面

公開日: 更新日:

 メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は、「17年に2年17億円で巨人からカージナルスに移籍したマイコラスは、ちょうどいまの菅野と同じ29歳でした。ただ、マイコラスはその年、防御率が2・25と秀逸でした。そこへいくと菅野は3・89ですからね」と、こう続ける。

「今年の防御率が2・50程度なら2年15億円程度が見込めましたけど、日本のプロ野球界で4点に近いというのはヒド過ぎます。メジャーは来季からベンチ入りメンバーが増え、先発も必要になる。各球団とも先発の5、6番手を探すでしょうが、需要があることを加味しても1年4億4000万~5億5000万円程度でしょうか。5、6番目の先発かロングリリーフのできるスイングマンとしての評価です」

 一時は「メジャーへ行けば年俸20億円」とすら言われた評価は急落。今季年俸は6億5000万円だから、メジャー挑戦によって実入りは減りそうなのだ。

■昨年以上の動きを期待

 菅野は今回が腰痛による3度目の登録抹消になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?