奥川プロ志望表明も…セV巨人ドラ1佐々木朗希に2つの根拠

公開日: 更新日:

「球団の上層部などから準優勝投手の奥川を推す声が上がった。近年、『甲子園のスター』を1位指名するという球団方針がある。その点でいえば、未出場の佐々木より奥川ですが……」

 巨人の今季のチーム防御率はリーグ4位の3.77。先発、リリーフ共に投手陣は苦しんだ。が、5年ぶりにリーグ優勝を果たしたことで、再び佐々木が最有力候補になったという。

「関係者の気持ちに余裕ができたのは間違いない。これで1位は即戦力より素材、能力重視の指名ができる。もともと、長谷川部長をはじめとした現場のスカウトは佐々木を推しています」(前出の関係者)

■次期監督へのプレゼント

 さらに、原監督が次期監督候補として後継者に指名し、今季限りでの引退を表明している阿部への“プレゼント”の意味合いもある。

「仮に佐々木が巨人に入団したとして、原監督の契約が切れた後の2022年シーズンには、高卒3年目を迎え、ちょうど使えるメドが立っている頃。次は阿部監督かはともかく、原監督としては最高の逸材を“置き土産”として次の監督に残せることになります」(別の関係者)

 二転三転して奥川が1位になりそうな阪神あたりと比べ、巨人は初志を貫徹できそうだ。久しぶりのリーグ優勝は、やはり大きかったということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到