打撃は下降線…DeNA筒香メジャー挑戦で付く値段と予想序列

公開日: 更新日:

 本人がメジャー挑戦を望み、所属球団もポスティングシステム(入札制度)による移籍にゴーサインを出した。これによってメジャーにつながるレールが敷かれたのは確かだが、終着点がバラ色とは限らない。DeNAの主砲・筒香嘉智外野手(27)のことだ。

「メジャー契約を勝ち取れるかどうか、微妙なところでしょう」と、ア・リーグ西海岸のスカウトはこう言った。

「44本塁打、110打点で2冠を獲得した16年のオフ、メジャーサイドの動きが活発になったのは事実です。筒香と親しい人物と会い、本気で獲得を目指す球団も中にはあった。けれども、それ以降は28本、38本、29本と長距離砲としては物足りない成績が続き、16年当時、熱心に追いかけていた球団も、さすがに見切りをつけたと聞きました。なにしろ、左翼守備がヒドいうえに、脚力もない。よほど打たない限り需要は期待できないのに、16年以降は打撃が下降線ですから」

 スポーツライターの友成那智氏は「李大浩がソフトバンクからメジャー挑戦したケースとダブる」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘