八村6得点で連敗脱出に貢献…ロッカールームでもエース級

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 米プロバスケットボールNBAのワシントン・ウィザーズの八村塁(21)が27日(日本時間28日)のフェニックス・サンズ戦に出場し、31分間で6得点、6リバウンド、2ブロック。チームの連敗脱出に貢献した。

 ここ数試合は後半に下げられ、好調な控え選手にプレータイムを譲っているものの、ロッカールームではエース級の働きを見せている。

 NBAでは年齢にかかわらず、ルーキーには雑用が与えられる。本拠地でゲームがある日は早い時間にアリーナ入りし、練習開始までに全員のシューズとタオルを用意しなければならない。ウィザーズでは長年のしきたりから、選手の誕生日を全員で祝うことになっており、新人は母国語で「ハッピーバースデー・トゥーユー」を歌わされ、八村も日本語で歌声を披露している。

 新人に課される仕事で最も重要なのは、遠征の際に機内で取る食事の用意だ。選手によって好みはマチマチな上に、食べる量も異なる。選手全員分を把握するのは難しいが、八村の食事の準備は完璧。主力選手からも、働きぶりを認められており、NBA9年目のベテランであるアイザイア・トーマス(30)からは「ルイ(八村)は、いい仕事をしている」と認められ、今ではコート上でも何かと助言を受けているという。

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