ゴルフ石川遼が28歳で10億円も…野球とは稼ぎで“雲泥の差”
石川遼(28)が劇的な逆転Vを飾った。
首位と2打差の5位からスタートした8日の日本シリーズJTカップ最終日。7バーディー、3ボギーの66で首位に立つと、通算8アンダーで並んだブラッド・ケネディ(45)とのプレーオフを3ホール目で制した。優勝を決める2・5メートルのバーディーパットを沈めた瞬間、両手を突き上げ、キャディーと抱き合った。
「この(難関の)18番でバーディーを取って優勝できた。一生の思い出に残るパットです」
最終戦で挙げた今季3勝目(通算17勝)を笑顔で振り返った石川は、優勝賞金の4000万円を手にして生涯獲得賞金額が10億円を突破。28歳82日での10億円到達は、それまでの池田勇太の31歳269日を抜いて史上最年少記録である。
大変な額ではあるが、ビジネス評論家の菅野宏三氏はこう言う。
「石川選手はプロになって12年目。例えば同じプロスポーツでも野球の世界に目を向ければ、プロ13年目の巨人の坂本勇人選手(30)の年俸は5億円ですからね。今年と来年の年俸だけで10億円に達するどころか、巨人に入団してから昨年までに契約金の8000万円と合わせて約25億円もの稼ぎがある。同じ巨人の陽岱鋼選手(32)は相手が左投手のときくらいにしかスタメン出場しないにもかかわらず、来季も年俸3億円で契約を更改したばかり。驚きです」