バレンティン直撃 燕首脳陣からの注意は「ポジティブに」

ウラディミール・バレンティン（Ｃ）日刊ゲンダイ

　――一方で、ヤクルト時代は首脳陣から守備や走塁の怠慢を度々指摘されていた。

「野球はいいときも悪いときもある。悪いときは気持ちの面で落ち込むけど、それをどう今後に生かせばいいのか、懸命に考えたよ。コーチに言われたことは、あまりマイナスには考えない。『これは自分のために言ってくれているんだ』とポジティブに捉えるようにしている。だからこそ、今の自分があると思う」

　――注意されて、イラッときたことは？

「それはないよ。どんな人間でも、意見が違うことはある。注意をされても、自分にいい仕事をさせるために言ってくれているんだ、と頭にインプットしてやってきたからね」

（聞き手＝阿川大／日刊ゲンダイ）

【写真ギャラリー】ソフトバンク入団のバレンティン 初の宮崎春季キャンプ