著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

タイリーグで日本人監督直接対決 試合後に両指揮官を直撃

公開日: 更新日:

 ◇  ◇  ◇

 対するサムットプラカーンシティFCは、キヤタニスポーツリゾートを展開する企業グループが持つクラブだ。現場トップは、シリマ・パーニットシーワ女史。タイサッカー協会副会長に名を連ね、またタイ女子A代表チームのマネージャー(オーナーシップ的スポンサー)という肩書きをも持つ。その響きに違和感を覚えるだろうが、タイでは代表チームであっても運営権を“売る”ことは決して珍しいことではない。実際、彼女がポストを“買う”までは、同じタイリーグ1所属・ポートFCの女帝オーナーが持っていたことは、タイファンの間では有名な話しである。

 そんな彼女が惚れ込んだ――ともっぱらの噂なのが、今季監督に就任した石井正忠だ。日本とは何かと異なることの多いタイで、日本人指揮官は何を感じているのだろうか。試合後に話を聞かせてもらった。

 ――チーム始動から2カ月。石井監督の描く理想はどのくらい浸透させることが出来ていますか?

「指導者は皆、ハイレベルなところを目指してサッカーをさせていると思うので、何割かは言えないですが、確実に2カ月前よりも個々の判断スピードだったり、チームの組織力は非常に上がってきていると感じています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々