著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

タイサッカー界にニッポンムーブメント 日本人監督対決も

公開日: 更新日:

 実に幸せな時間だった。取材で訪れたスタジアムで数多くの“日本”を感じられたのだから。何を言ってんだ? と言われかねない序章だが、微笑みの国のタイ王国で行われたタイリーグ1(タイ1部)の今季開幕戦での話になる。

 Jリーグがメディア向けに開くキックオフカンファレンスが東京で行われた日(2月14日)、筆者はタイ・バンコクに居た。Jよりもひと足早く迎えるタイリーグ開幕と日程が被ったことは、以前から分かっていた。

 どちらへ行こうか、天秤に掛けたことも事実。奇しくもバレンタインデーとも被り、チョコをもらえるアテなんてこれっぽっちもないのに東京居残りを悩んだのも事実。

 しかし、開幕カードが日本人監督対決という響きの方が勝り、タイへ飛ぶことを決断することになる。

 首都・バンコクの中心地から南東へ約40キロ。タクシーで正味1時間の距離にあるサムットプラカーン県のスタジアムが今回の舞台だ。

 金曜夜8時開始の“金T”開幕マッチ。家路を急ぐ帰宅ラッシュ渋滞にはまり、実際の距離よりも凄く遠く感じた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」