新型コロナ差別続出 田中・ダル・大谷は米国人の標的に?

公開日: 更新日:

 米国では2月末に初めてコロナウイルスによる死者が出たこともあり、これまで以上に警戒感を強めている。中国イランだけでなく、韓国とイタリアの一部地域についてはレベル4の渡航禁止とし、日本もレベル2の注意強化となっている。今後、米国内でコロナ感染者が増えれば、日本人に対する差別的なスタンスが強まりかねない。

■スケープゴートに

 そうなると、米球界でプレーする日本人選手も、対岸の火事では済まないのではないか。今季は大谷ら9人の日本人メジャーリーガーがプレーしている。米国の文化や米球界事情に詳しい野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏はこう言う。

「米国のお国柄からいって、もし米国内で感染者が増え続ければ、『ウイルスが発生した国、拡散した国が悪い』と考える人が一定数はいると考えられます。コロナへの不安や不満の矛先を感染者が多い国の人たちに向ける可能性もある。米球界でプレーする日本人選手も、そのスケープゴートにされかねない。ファンが握手やサインを避けたり、チーム内では日本人選手がシャワールームを使った後をあえて避ける、という行動に出る選手が出てきても不思議ではありません。また、チームで必要不可欠な選手ならまだしも、少しでも不振が続いた場合、結果が出ないことを理由に出場機会を与えられないケースが出てくるかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  3. 3

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  3. 8

    日本球団はまだまだ佐々木麟太郎を諦めていない? マーリンズ入り決断でも狙う「ウルトラC」

  4. 9

    「指名自体が驚き」佐々木麟太郎に米球界の辛辣評価…122.5kgの大食漢は走れず、守れず、肝心の打撃もイマイチ

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」