新型コロナ差別続出 田中・ダル・大谷は米国人の標的に?

公開日: 更新日:

■観戦客つまみ出す

 世界中に感染が拡大する新型コロナウイルス。その余波がヤンキース田中将大(31)やカブスダルビッシュ有(33)、エンゼルスの大谷翔平(25)らに及ぶかもしれない。

 日本は中国韓国などに次いで世界で5番目にコロナウイルス感染者が多い。海外の国々では、いよいよ日本人に対する差別的な言動が目立ち始めた。先日は、中東のパレスチナ自治区で、日本人女性が「コロナ、コロナ」と揶揄された上、髪を引っ張られる事件が起きて話題になった。

 フランスでは、日本食レストランが「コロナウイルスは出ていけ」と落書きをされ、アメリカではニューヨークの地下鉄の駅で、アジア系女性が男から暴行を受けている。

 スポーツ界も例外ではない。ドイツでプロサッカーを観戦していた日本人団体客が、「日本人だからコロナに感染している疑いがある」として、スタジアムからつまみ出されたという。

 コロナ禍の余波はすでに、大リーグにも及んでいる。レッドソックスはウイルスを警戒して、台湾出身のマイナー選手をホテルに隔離していると、米メディアが報じた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」