著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

プロ野球選手たちの「自宅待機ストレス」は想像を絶する

公開日: 更新日:

 もちろん、これはプロ野球界だけでなく、現在の日本社会全体に言えることでもある。私自身も最近は在宅時間が増えているが、もともと文筆業者はインドア生活に慣れているため、あまりストレスを感じずに済んでいる。現在は京都造形芸術大学(4月1日から京都芸術大学に改称)で教壇に立っており、新学期のスケジュールがまだまだ不安定であることは悩みの種だが、いわゆるリモートワークの多さについてはこれまでと変わらない。根っからの文化系人間はそもそも引きこもりが嫌いではないのだ。

■リモートワークなんて…

 しかし、プロ野球選手はどうなのだろう。彼らの多くは幼少期から地元で群を抜いた運動エリートで、時間があれば外を走り回るような日々を送っていたはずだ。天気のいい夏休みに一日中部屋にこもって、本を読んだり絵を描いたり空想にふけったりして、のんびり過ごした経験は少ないのではないか。中学以降は休日も練習三昧だったはずで、また、体を動かすことが仕事だからリモートワークなんて見当もつかないかもしれない。

 すべては今後の状況次第だが、プロ野球選手の自宅待機は一般人のそれより大きなストレスを生むのではないか。ましてや、一人暮らしの血気盛んな独身選手は本当に大変だ。これを機にインドア生活の楽しさに目覚めることもあるかもしれないが、あまり想像できない。

 その有り余った体力をうまくコントロールすることを祈っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外