大谷のWBCや八村の五輪にも“待った” 保険会社の厳しい規定

公開日: 更新日:

 日本を代表する米国のプロアスリートが来年の国際舞台で日の目を見ることはなさそうだ。

 大リーグのエンゼルス・大谷翔平(25)、NBAのウィザーズ・八村塁(22)のことだ。

 来年3月の野球の国別対抗戦(WBC)、延期になった東京五輪への出場に揃って待ったをかけられそうなのだ。

 WBCを巡っては、メジャーを代表する左腕でサイ・ヤング賞3度のドジャース・カーショーが「投手に負担がかかるため、開催は厳しい」と発言。大リーグと選手会はワールドシリーズを11月下旬の感謝祭までに終了することで合意しているだけに、オフシーズンが短くなる上に、急ピッチでの調整を強いられることに難色を示した。

 一方のNBAは今季のレギュラーシーズンを中止した場合、来季への持ち越しを検討している。試合方式などは未定ながら、五輪イヤーに試合数(82)が大幅に増えるのは必至だ。MLB同様、コンディショニングの問題から、米国のドリームチームを筆頭に各国代表としての五輪出場に二の足を踏む選手は少なくないという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾