ドイツ皮切りに欧州サッカー続々再開の裏にDV増の深刻懸念

公開日: 更新日:

 サッカー大国ドイツのブンデスリーガが再開され、世界中のサッカーリーグが同じ方向に舵をグイッと切ったと言われている。

 16日に再開したブンデスリーガは、1部と2部の計9試合が無観客で行われ、中断前と比べてシュート数も決定率も低下、ファウル数は増加などのデータが報じられた。元ブンデス1部ヘッドコーチの鈴木良平氏も「練習不足からチームの成熟度はいまひとつ。1対1の局面など厳しいコンタクトプレーも減った」と話す。

 もっともピッチ内外で大きなトラブルは発生せず、6月12日再開予定の英プレミアリーグは17日と18日、全クラブの選手とスタッフら計748人がPCR検査を受け、19日に6人の陽性反応が出たものの、現時点で再開予定に変更はない。イタリア・セリエAとスペインは、いずれも6月中旬の再開を目指している。

 それにしても、ブンデス再開前は「時期尚早」という声も多く、ゴーサインを出したドイツ政府へのネガティブな意見も少なくなかった。「コロナで自粛生活を強いられてストレスがたまっている国民に夢と希望を与える」――。これがブンデス再開の主な理由といわれるが、「別の大きな理由もある」とサッカー関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状