ドイツ1部通算10得点 フランク鎌田が“ポスト大迫”に名乗り

公開日: 更新日:

 再開した独ブンデスリーガ1部フランクフルトのFW鎌田大地(23)の評価がウナギ上りだ。

 再開2合目の前節ボルフスブルグ戦。鎌田はMF長谷部誠(36)とともに先発出場。1-1で迎えた後半40分である。

 ペナルティーエリア内で味方FWが頭で落としたところに走り込み、相手GKの広げた手足が届かないコースを沈着冷静に見極め、左足インサイドでゴール右に流し込んだ。

 これで鎌田は今季公式戦で通算10得点。2ケタに乗せたこともあり、同じブンデス1部ブレーメン所属で不振にあえぐFW大迫勇也(30)の後継者として脚光を浴びるだろう。元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏がこう言う。

「鎌田は、大向こうウケするようなファンタジックなプレーを披露したり、鍛え上げたフィジカルを利して相手DFをなぎ倒しながらゴールに猛進していくタイプではない。ただし天才です。何の天才かというと、相手ペナルティーエリア付近で冷静さを保ちながら局面ごとにベストのプレーを瞬時に選択。顔色を変えないでサラリとやってのける天才と言える」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る