巨人は3安打で連敗…今季初欠場した坂本のアフターコロナ

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 巨人坂本勇人(31)が9日の阪神戦で、今季初めてスタメンから外れた。雨天中止となった前日8日の練習後に左脇腹の違和感を訴えていた。

 原監督は「昨日よりも状態はいい。今日はちょっとスタートに入ってないけど、明日は大丈夫みたい」と説明した。

 巨人OBで評論家の高橋善正氏がこう指摘する。

「抑えのデラロサも同じ左脇腹を肉離れして離脱しましたね。脇腹は鍛えにくくて長期離脱になる可能性がある厄介な箇所。速球派投手やスイングが速い打者が痛めやすい。坂本ほどの選手でも、開幕前に新型コロナウイルスに感染してずっと入院していたわけで、コンディション面の準備不足の影響かもしれません。

 現在は軽い症状でも、再発する可能性があるから厄介です。一度痛めると、スイング時に怖さが残ることがあり、いい時のようにフルスイングができなくなる恐れもある。そうはいっても、この日の阪神戦を見ていると、坂本がいない打線は淡泊というか、まるで迫力がなかった。まだ無理をさせる場面ではないが、あれでは原監督が坂本を使いたくなる気持ちも分かります」

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