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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

松山の“弱点” スイングに不安があればメジャーは戦えない

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 今年の全米プロゴルフ選手権は、昨年プロ転向したコリン・モリカワ(23)が最終日にボギーフリーの64で回り、逆転で初タイトルを獲得しました。昨年の全米オープンに続く2度目のメジャー挑戦で快挙を成し遂げたのです。

 175センチ、73キロと米ツアーでは小柄ですが、サンデーバック9でも1イーグル、2バーディーと勢いが止まらず、混戦模様から一気に抜け出しました。

 今季はコロナ中断から再開後の第1戦「チャールズ・シュワブチャレンジ」で2位となり、先月の新規大会「ワークデーチャリティーオープン」ではツアー2勝目と、調子を上げていました。

 アイアンに切れ味があって、今大会はフェアウエーキープ率が4日間69・64%(ランク1位)と抜群の安定感がありました。やはり、勝っているのが強みであり、自信につながります。ボールを飛ばして、思い切りがよくなくてはメジャーの舞台では戦えないことがよくわかります。

 いっぽう松山英樹は最終日もパープレーと、もうひとつ自分が描いた試合内容ではありませんでした。

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