オリ西村監督の辞任は「解任」…宮内義彦オーナーが大ナタ

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「とにかく負けるのが大嫌いですからね」

 こう言うのは在阪マスコミ関係者。「負けるのが大嫌い」なのは、オリックス・宮内義彦オーナー(84)のこと。20日の西武戦に敗れて4連敗を喫した後、オリックスは西村監督(60)の辞任とコーチ陣の大幅な入れ替えを発表したが、「事実上の解任。宮内オーナーが大ナタをふるったのですよ」とは前出のマスコミ関係者だ。

 オリックスは1996年の日本一以来、リーグ優勝から遠ざかっている。23年間、優勝がないのは12球団ワーストだ。最下位に沈んだ昨オフはメジャー通算282本塁打のアダム・ジョーンズ(35)を獲得。2年総額8億8000万円プラス出来高2億2000万円、しめて11億円の大金を投じて打線強化を図り、「彼(アダム・ジョーンズ)のインパクトは大きい。昨年はチームとして強い打線ではなかったが、十分に補強できたのかな」と宮内オーナーも満足げだった。

 しかし、フタを開けてみれば、チームは16勝33敗4分けの最下位。ジョーンズにしても打率・235、5本塁打、23打点と精彩を欠いている(数字は20日現在)。

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