“泣き虫少女”の大坂なおみを変えた 恋人と敏腕マネの存在

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 3度目のグランドスラム(4大大会)制覇に向けて勢いが止まらない。

 女子シングルス世界ランキング9位の大坂なおみ(22)が8日(日本時間9日)、全米オープン準々決勝で同93位のシェルビー・ロジャース(27=米国)を下し、2年ぶり2度目の4強入り。10日の準決勝では、同41位のジェニファー・ブレイディー(25=米国)と対戦する。

 ロジャース戦では、ファーストサーブ(83%)、セカンドサーブ(70%)とも、高い成功率をマーク。今大会の大坂はサーブが安定しているうえに、これまでになかった攻撃的な姿勢を前面に出したプレーで相手を圧倒するシーンが増えた。前哨戦のウエスタン・アンド・サザン(W&S)・オープン決勝で棄権を余儀なくされた左太もも痛の不安はみじんも感じさせないほど、パワフルなショットを繰り出している。

■今大会の大坂の勢いは本物

 スポーツライターの武田薫氏が「粘り強いストローク、安定したバックやフォアに、セカンドサーブを磨いたのは大きい」と、こう続ける。

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