“泣き虫少女”の大坂なおみを変えた 恋人と敏腕マネの存在

公開日: 更新日:

 3度目のグランドスラム(4大大会)制覇に向けて勢いが止まらない。

 女子シングルス世界ランキング9位の大坂なおみ(22)が8日(日本時間9日)、全米オープン準々決勝で同93位のシェルビー・ロジャース(27=米国)を下し、2年ぶり2度目の4強入り。10日の準決勝では、同41位のジェニファー・ブレイディー(25=米国)と対戦する。

 ロジャース戦では、ファーストサーブ(83%)、セカンドサーブ(70%)とも、高い成功率をマーク。今大会の大坂はサーブが安定しているうえに、これまでになかった攻撃的な姿勢を前面に出したプレーで相手を圧倒するシーンが増えた。前哨戦のウエスタン・アンド・サザン(W&S)・オープン決勝で棄権を余儀なくされた左太もも痛の不安はみじんも感じさせないほど、パワフルなショットを繰り出している。

■今大会の大坂の勢いは本物

 スポーツライターの武田薫氏が「粘り強いストローク、安定したバックやフォアに、セカンドサーブを磨いたのは大きい」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?