著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

新庄剛志に思う コロナ禍の闇に光る“距離感のある明るさ”

公開日: 更新日:

 阪神で新型コロナの“クラスター”(選手・関係者7人)が発生した。感染経路は遠征先での会食、それも規定の人数制限を超える掟破りの会食だったという。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 当然、世間では阪神の管理能力の甘さ、選手の自覚の欠如が厳しく糾弾されている。最近のプロ野球は徐々に規制緩和がされてきたが、これによって再び警戒心や慎重論が高まることだろう。

 それにしても、今年は暗いニュースが続く。私は執筆業と並行して大学で教壇に立つことも多いのだが、今春以降は大半の授業がオンライン化され、普段の外出や会食も自粛を求められ、家では2人の子供が通う学校の自粛規定に心を配り、もちろん他の皆さまもそうであるように、このコロナ禍による重苦しい閉塞感の中で日々を過ごしている。そんな中、趣味であるプロ野球の世界でもこういうことが起こり、芸能界では有名人の急死が相次ぎ、国内外の情勢も混乱を極めている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも