久保リーグ初スタメンも見せ場ゼロ…“もっと利己的に”の声

公開日: 更新日:

 スペイン1部ビジャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、日本時間26日午前0時開始のカディス戦で移籍後、初の先発出場を果たした。

 23日の欧州EL・スイバススポル(トルコ)戦にフル出場して1ゴール2アシスト。その余勢を駆ってリーグ7試合目にして初スタメンの座を勝ち取った久保だが、後半17分にベンチに退くまで見どころなし。試合も1部昇格組を相手にスコアレスドローに終わった。

 マイボールでは2トップの一角として、相手ボールでは3トップの右に入った久保は、堅守自慢のカディスDF陣から厳しいマークを受け、なかなか相手ゴールに向かってプレーできない。相手選手同士の<隙間でボール>を受け、鋭いドリブル突破を仕掛けていくのが久保の持ち味だが、時折サイドからクロスを放り込むのが精いっぱい。

 フィジカルコンタクトでぶっ飛ばされたり、ボールを失ってピンチを招くシーンもあり、後半途中でナイジェリア代表のFWチュクウェゼに代わってベンチ送りも「致し方なし、です」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ