久保リーグ初スタメンも見せ場ゼロ…“もっと利己的に”の声

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 スペイン1部ビジャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、日本時間26日午前0時開始のカディス戦で移籍後、初の先発出場を果たした。

 23日の欧州EL・スイバススポル(トルコ)戦にフル出場して1ゴール2アシスト。その余勢を駆ってリーグ7試合目にして初スタメンの座を勝ち取った久保だが、後半17分にベンチに退くまで見どころなし。試合も1部昇格組を相手にスコアレスドローに終わった。

 マイボールでは2トップの一角として、相手ボールでは3トップの右に入った久保は、堅守自慢のカディスDF陣から厳しいマークを受け、なかなか相手ゴールに向かってプレーできない。相手選手同士の<隙間でボール>を受け、鋭いドリブル突破を仕掛けていくのが久保の持ち味だが、時折サイドからクロスを放り込むのが精いっぱい。

 フィジカルコンタクトでぶっ飛ばされたり、ボールを失ってピンチを招くシーンもあり、後半途中でナイジェリア代表のFWチュクウェゼに代わってベンチ送りも「致し方なし、です」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。

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