森保Jメキシコに完敗…日本の“アキレス腱”改めて浮き彫り

公開日: 更新日:

 新型コロナ禍によって森保ジャパンの今年4試合目にして最後の強化試合・メキシコ戦が遠征先のオーストリアで行われた(日本時間18日午前5時キックオフ)。試合結果は0―2でメキシコの完勝に終わり、改めて日本サッカーのアキレス腱が浮き彫りとなった。 

 前半12分の左サイドMF原口のシュートで試合の流れを引き寄せ、同15分には先発1トップのFW鈴木がGKと1対1のチャンス。誰もが先制点と思った瞬間、シュートはGKの右足セーブに止められてしまった。

 その後も右サイドMF伊東やボランチ柴崎らが積極的にシュートを放つが、結局は無得点でハーフタイムを迎えた。

「点取り屋不在が続いているが、鈴木に関しては<ポストプレーで足元がおぼつかない>という欠点を抱えている。ならば日々の猛練習で克服すべき。トラップの際に半身になったり、右足アウトを使ったり、そういった創意工夫も大切。前半に鈴木がゴールを決めていたら、勝利は日本に転がっていた。日本のFW陣には、一層の自己鍛錬を望みたい」(メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?