森保Jメキシコに完敗…日本の“アキレス腱”改めて浮き彫り

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 新型コロナ禍によって森保ジャパンの今年4試合目にして最後の強化試合・メキシコ戦が遠征先のオーストリアで行われた(日本時間18日午前5時キックオフ)。試合結果は0―2でメキシコの完勝に終わり、改めて日本サッカーのアキレス腱が浮き彫りとなった。 

 前半12分の左サイドMF原口のシュートで試合の流れを引き寄せ、同15分には先発1トップのFW鈴木がGKと1対1のチャンス。誰もが先制点と思った瞬間、シュートはGKの右足セーブに止められてしまった。

 その後も右サイドMF伊東やボランチ柴崎らが積極的にシュートを放つが、結局は無得点でハーフタイムを迎えた。

「点取り屋不在が続いているが、鈴木に関しては<ポストプレーで足元がおぼつかない>という欠点を抱えている。ならば日々の猛練習で克服すべき。トラップの際に半身になったり、右足アウトを使ったり、そういった創意工夫も大切。前半に鈴木がゴールを決めていたら、勝利は日本に転がっていた。日本のFW陣には、一層の自己鍛錬を望みたい」(メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏)

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