著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

右MF一番手に “天然”伊東純也が臨む代表キャリアの分岐点

公開日: 更新日:

伊東純也(ゲンク・MF・27歳)

「対人では相手がどんな選手でも自信を持っている」と10月のオランダ遠征で鮮烈な印象を残した快足アタッカー伊東純也は胸を張った。堂安律(ビーレフェルト)不在の今回、右MF一番手浮上のチャンスだ。

  ◇  ◇  ◇

「オランダではアシストも得点もできてないのでまだまだ。ただ、チームが(2戦目のコートジボワール戦に)勝てたのはよかった」

 こう率直な心境を吐露する。直後の10月24日には「新型コロナ陽性判定が出た」とゲンクが発表。その影響が懸念されたが、30日のオイペン戦には後半31分から出場。驚異の回復力で森保一監督を安堵させた。

「最初の陽性から1週間後の朝、検査に行って結果が出たのが試合の3時間前。『陰性ならメンバーに入る』と監督から言われ、心の準備はしていました。1回目の検査も再度やったら陰性だったかもしれないが、どっちにしてもレッドカードで出られなかったので、自宅待機してました」

 アッケラカンとした物言いは、天然キャラの伊東らしいところ。細かいことを気にしない大胆さがあるから、2019年1月に赴いたベルギーで瞬く間にインパクトを残せたのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  2. 2

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 3

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  1. 6

    「まつもtoなかい」長渕剛"神回"が話題に…「仕事と愛どっち取る?」の恋愛トーク!

  2. 7

    生島ヒロシ降板騒動は起こるべくして起きた!コンプラ違反が当たり前…大物司会者のヤバイ言動の数々

  3. 8

    ソフトバンク上沢直之への“取材NG”で雑音封印の配慮…昨季の山川穂高と同様、個別取材すべて却下

  4. 9

    香取慎吾は「三重苦」を克服できるか? 主演ドラマ不発の原因は「不肖の兄」「反フジテレビ」と…

  5. 10

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”