“10度目”松山2位タイ発進 課題のパット冴え7mイーグル奪取

公開日: 更新日:

【マスターズ】第1日

 タフな設定のメジャー大会はピンチをパーで切り抜けて、数少ないバーディーチャンスを決める戦いが鉄則であり、世界のトッププロですらホールアウトするまで気が抜けない我慢が強いられる。

 マスターズに8年連続10度目の出場とコースを知り尽くす松山英樹(29)は69で回り、3アンダー2位タイの好スタートを切った。

「流れが悪くなりそうなところでパーパットが入ってくれた」(松山)と、かねてネックと指摘されたパットが冴えた。

 2番パー5の6メートルバーディーパットを沈めると、パーオンを逃した5番4メートル、6番3メートルのシビアなパーパットを入れてピンチをしのいだ。

 すると8番パー5は2オンに成功し、7メートルのイーグルパットを放り込み3アンダー。

 ツキにも恵まれた。アーメンコーナー出口の13番パー5は、フェアウエーからの2打目がクリークへ転がり落ちたように見えたが、グリーンサイドの土手に止まりセーフ。アプローチはピン奥4メートルにつけ、1パットで沈めて4アンダー。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし