肥後かおりプロ<3>女子ツアーはプレー進行が遅いのでは?

公開日: 更新日:

肥後かおりプロ

 肥後かおり(52)が第一線で活躍していた2000年代には、アマチュアの彗星として現れた宮里藍横峯さくらとのペアリングが幾度となくあった。

「藍ちゃんと回った時に、この選手はスターだなぁ。目は大きくてかわいいし、(身長155センチの)私と背丈は変わらないけど、バランスのいいスイングをするなぁ、と感じましたね」

 肥後が感じた通り、プロになった宮里ら若手との世代交代が一気に進み、女子ゴルフ人気は上昇曲線を描き、現在の隆盛期へつながっている。

 今の若手プロたちについて、肥後が思うところがある。

「私たちのころと比べ、道具やボールの進化、そして環境の変化は大きいですね。韓国の選手たちが増え、日本の選手の肌感覚を刺激し、全体をレベルアップさせている。いいサイクルでもっともっと強くなるのではないでしょうか」

 一方で気になる点もある。

「一打へのこだわりなのか、全体的にプレーの進行が遅くなっていると思います。昔は遅い選手の方が少なかったが、今はプレーの早い選手の方が少なくなっている気がする。余談ですが、私は素振りをしてから打つと逆にダフったりするので、構えたらすぐに打ったりしていました(笑い)」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明