バッハ会長“精神論”で大炎上…今や五輪最大のアキレス腱に

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■大本命は北京五輪

IOC会長の言葉とは思えないほど、無責任で身勝手な発言。新型コロナウイルスに対してエビデンスもない“精神論”を持ち出すなんて、まったく信じられません。日本人をおだてて世論を変えたかったのでしょうが、逆効果です。その実、IOCが東京五輪の開催にこだわるのは、今から約10カ月後に控える冬季北京五輪のためです。中国はいま人権問題の渦中にあり、各国でボイコットの機運が高まっている。もし、東京五輪が潰れたら北京五輪が共倒れになる可能性は非常に大きくなります。中国企業は五輪スポンサーについているから、今後のためにも何としてでもつなぎ留めたい。そんな気持ちが東京五輪に向いているのです」

 バッハ会長のスケベ心は空振りし、何か言うたびに日本の開催ムードは縮む一方。数々の失言の末に森喜朗(83=大会組織委前会長)が表舞台から去った今、東京五輪開催の最大のアキレス腱はバッハ会長ではないか。

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