さぁ、困った! 即戦力のドラフト1位候補を評価できない

公開日: 更新日:

 大学生投手を1位指名する球団は当然、即戦力として考えているだけにより正確に評価する必要がある。

「去年は夏の甲子園が中止になったりして高校生をきちんとチェックできなかった。自然と視察できた大学生が人気になったが、今度は高校生を見られる代わりに大学生が見られなくなった。押し出されるようにして高校生が人気になるかもしれないな」と部長は話す。

 例えば神奈川や埼玉の高校の春季大会は、各球団2人までスカウトが視察できた。センバツに続いて夏の甲子園もチェックできるようなら、高校生はある程度、正確に評価できる。

「ところで、おまえ、なんだってリストに内野手ばかり載せてるんだ? この前も、担当スカウトが太鼓判を押す外野手をおまえと見に行ったら『あんなもの、たいしたことありませんよ』なんて言ってたが……」

 部長にこう水を向けられて、一瞬、ドキッとしたね。オレが担当した外野手が今年、ようやくレギュラーに定着しかけたっていうのに、なまじっか力のある外野手が入ってきたら控えに逆戻りなんてこともある。セコイと言われるかもしれないけど、スカウトは自分が担当した選手が活躍してナンボだからね。そんな思惑が部長に見透かされたんじゃないかってヒヤヒヤしたのさ。

(プロ野球覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」