ロッテ連日トレード 捕手&リリーバー獲得の裏に佐々木朗希

公開日: 更新日:

 ロッテが異例の2日連続トレードを発表した。

■“加藤トレード”の次は“ユウキトレード”

 加藤翔平外野手(30)を放出し、中日から加藤匠馬捕手(29)を獲得。ロッテは前日にも有吉優樹投手(30)を放出し、DeNAから国吉佑樹投手(29)を引き入れたばかりで、「ユウキ」の交換に続いて、今度は同姓のトレードをまとめた。

 パ・リーグ球団の編成担当は今回のロッテの積極補強をこうみている。

「ロッテのフロントの念頭には、いずれも佐々木朗希の存在もあるのではないか。ここまでの一軍登板3試合、特に5月16日のデビュー戦から2試合でコンビを組んだ捕手の佐藤都志也との間でバッテリーミスが散見されたでしょ。パスボールあり、ワイルドピッチありと息が合わず、初登板の西武戦では5盗塁も許した。3試合目は柿沼友哉がマスクをかぶりましたが、佐々木朗はクイックに課題が残る。正捕手の田村龍弘が故障で離脱する中、佐々木朗が投球に集中できる相棒が必要だった。その点、中日から獲得した加藤匠馬はキャッチングにレベルアップの余地を残すものの、肩はソフトバンクの甲斐に勝るとも劣らない。甲斐キャノンの向こうを張って、加藤バスーカと言われる強肩の持ち主ですから」

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