巨人菅野の危険な賭け…7.1広島戦“ぶっつけ最終テスト”ダメなら五輪辞退も

公開日: 更新日:

「7月28日のドミニカ共和国との五輪開幕戦まで1カ月を切った。24人の出場選手の登録期限は7月上旬。最終締め切りが迫っているため、いくら実績のある菅野といえども、侍ジャパンの稲葉監督に一度は『投げられます』とデモンストレーション登板をする必要がある。二軍戦でも投げていないし、完全な状態に戻っていないと聞きますが、あすの登板はぎりぎりの選択でしょう。ぶっつけ本番で、もしこの前のロッテ戦のように早期にKOされたり、右肘や足の痛みがぶり返すようなら、代表メンバーを辞退する可能性もあるのではないか」

 2019年は腰痛を発症して防御率3.89と苦しんだ。はっきり言ってエースの体は満身創痍である。巨人は昨29日の広島戦で先発のサンチェスが3回途中4失点でKOされながら、4番・岡本和が八回に決勝3ランを放って乱打戦を制した。チームが8連勝と上昇気流に乗る中、エースの菅野は、東京五輪へGOかNOか――五輪月間に突入するあす、危険な賭けに出る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋