ウガンダ選手団の1人「再陽性」で分かった東京五輪PCR検査の盲点

公開日: 更新日:

 土台が崩壊しつつある。

 空港検疫で先月19日に新型コロナウイルス感染が確認された東京五輪ウガンダ選手団の1人が、PCR検査で再び陽性となった。10日間の隔離療養を経て、今月1日に陰性となり、大阪府泉佐野市の事前合宿に合流。しかし、3日の検査で再陽性が確認されたのだ。

 再陽性の原因のひとつは死滅したウイルスが体内に残り、それがPCR検査で反応したことだという。

 泉佐野市は厚労省から「二次感染のリスクが低いため、新たな隔離の必要はない」と説明を受けたというが、政府や大会組織委員会から明確なアナウンスはない。

 東京都内の新規感染者はいまだ増加傾向。ただでさえ五輪開催へのアレルギーが強い中で、国民は「陽性」というワードに敏感に反応する。「陽性者を野放しか」と批判の声も上がり、検査の結果が余計に不安をあおる事態になっている。

 東京五輪関係者は毎日PCR検査を行うことから今回のような再陽性者が判明するが、それもあくまで「再陽性者の中には二次感染リスクが低い人もいる」というだけの話。しかも、感染が1回目か2回目以降かで対応は大きく変わる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した