プロ野球オールスターは今や単なる“セレモニー”…「1試合で十分」の声

公開日: 更新日:

「1試合でいいと思いますね」

 プロ野球ファンの吉川潮氏(作家)が、オールスターゲームについてこう言った。

 メットライフドームで行われた16日の第1戦は試合前からバタバタだった。全パの田中将大楽天)、浅村栄斗(同)、近藤健介日本ハム)の3選手が急きょ、欠場。田中、浅村については前日の15日に2回目のコロナワクチンを接種したことにより、副反応の疑いがあるという。

 東京五輪の日本代表メンバーは15日に、NTC(ナショナルトレーニングセンター)で2回目のワクチンを接種している。球宴出場組はただでさえ過密日程。14日に前半戦が終了し、球宴を挟んで19日から仙台での合宿がスタートする。スケジュール的に15日しか都合がつかなかったのだろうが、一般的にコロナワクチンの副反応は接種翌日が最も出やすく、2回目の方が強いといわれる。試合中、疲労感を隠せない選手も見受けられた。

 しかも、怪物新人の佐藤輝明阪神)はホームランダービーで初戦敗退したことで、佐藤輝が憧れている柳田悠岐ソフトバンク)との対決は実現しなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?