北京冬季五輪は開催不透明だが…フィギュアの男女日本金メダルに追い風吹くワケ

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■敵失、反ロシアの風潮

 ジャッジが厳格化するのは女子も同じで、特にロシア勢にはレフェリーからの厳しい視線が向けられそうだ。

 先に閉幕した東京五輪の新体操で個人はイスラエル選手、団体はブルガリアがそれぞれ金メダルを獲得。長らく表彰台の真ん中を独占し、今大会も金が確実視されていたロシア(ROC)の牙城が崩れた。これはロシアのメダル独占に危機感を抱いた国際体操連盟(FIG)による忖度があったともっぱらだ。強すぎるロシアへの反発はフィギュアスケートにも飛び火しかねず、中でもトップスケーターが揃うロシア女子への風当たりが強くなりそうだという。

 敵失や反ロシアの風潮は結果として、羽生や紀平梨花(19)に追い風になるかもしれない。

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