巨人は借金抱え、屈辱の3位終戦でも原続投…全権独裁「あと2年以上」の絶望感

公開日: 更新日:

 24日のヤクルト戦で3年ぶりの借金で今季の公式戦を終えた巨人は、原辰徳監督(63)の来季の続投が決まった。

 23日に山口寿一オーナーが3年契約最終年の指揮官の去就について「原監督には選手を育てながら勝ってほしいと、指導者も育ててほしいということをお願いしてやってきていますが、その点に関しては力を尽くしてくれている」とした上で、「結果が出ていないので、いろいろ批判もあろうかと思いますが、原監督に対する信頼関係は変わっていない」と説明。複数年契約を結ぶことも示唆した。来季は球団の監督史上最長の16年目となる。

 昨年までリーグ連覇を果たしたものの、今季は10月に10連敗を喫するなど歴史的失速により、最終的に借金1。クライマックスシリーズに辛うじて出場できる3位に沈んだ。それでも同オーナーは「戦力の補強に失敗したのが大きな要因。去年から戦力の上積みが全くできていなかった。球団全体として受け止めなければならない」と擁護した。

■OBは「球団の方針がおかしいと言わざるを得ない」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋