著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

大谷翔平オフはCM王が確実 気になるメジャー有名選手の出演事情と評判

公開日: 更新日:

 ところで、彼らはどんな企業のCMに出ているのだろう?

 トラウトはこれまで「iPhone」、アンダーアーマー社のスパイクシューズ、サンドイッチの「サブウェイ」、スポーツドリンクの「ボディーアーマー」などのCMに登場。「ボディーアーマー」のCMには長期間出ているためバージョンがいくつもあり、4年前に放送されたバージョンではNFLのスタークオーターバック、アンドリュー・ラック(当時コルツ)とCMの中でディスコダンス対決を行っている。トラウトは汗だくで腰をくねらせて熱演していたが、筋肉が付きすぎているのでセクシーさに欠け、ダンスはド下手。それが笑いを誘う秀逸なCMだった。

 男っぽいイメージのバーランダーは保守的な南部の白人ブルーカラー層に人気があるため、フォード自動車がトラックのCMに起用。その一方で軍人とその家族を対象にした保険金融会社USAA社のCMにも登場。折り目正しいスーツにネクタイ姿で「戦争犠牲者を称えましょう」と語りかけている。

 CMでの演技が一番うまいと評価されているのはシャーザーだ。メークを施すと苦み走ったイケメンの中年男になるうえ、俳優のようなセリフ回しもできるため、素人くささがみじんもないからだ。最近流れ始めた「インディード」という求人サイトのCMでも安定感のある演技を見せ、ジェームズ・ボンド俳優、ダニエル・クレイグのようだ、という声もあがった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動