“陽岱鋼ショック”に揺れる原巨人 日本ハム自由契約の大田泰示「出戻り実現」の可能性はビミョー

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 5年契約が切れた巨人陽岱鋼(34)が「新しいステージでチャレンジしたい」と自らの意思で自由契約となったことを受け、巨人に波紋が広がっている。

 今季はほとんどファーム暮らし。一軍ではわずか7打席で打率.143だった。さる球界関係者がこう言った。

「それなのに、なぜ巨人は契約を延長しようとしたのか。FA補強した際の人的補償要員とか、トレード要員とか言われ、いくら原監督の来季構想に入っていなかったとはいえ、現チームの外野陣の中心選手は丸、松原、FA1年目を終えた梶谷ら左打者が多い。右打者の外野手が手薄だから一応残すという側面もあったのに、自分から出ていってしまったのは想定外でしょう。オーナー報告の後にも言っていたけど、原監督は今年全滅だった外国人補強については大いに不満で、今オフの助っ人補強もアテにしていないところがあります」

 そこで浮上するのが、かつては巨人の選手で、今季まで日本ハムに在籍した大田泰示(31)である。今季は76試合で打率.204、3本塁打、20打点に終わった。国内FA権を持つが、日ハムは契約を提示せず、保留手続きを行わないと発表。他球団と移籍交渉を行うことが可能になったのだ。

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